映画『モンテッソーリ子どもの家』からのメッセージ

こちら北フランスのモンテッソーリスクールで撮影されたドキュメンタリーです。

私たちが教師であれば、現場の子どもたちに会いたくなるでしょう。

私たちが親であれば、わが子へ口出ししていたと気づき不必要な過干渉であったと反省するかも知れません。

私たちが教育を学ぶ者であれば、自分の知っている教育と対比し対応を変えたくなるかも知れません。

映画をみた直後にメモしたこと。

・子どもを偏見なく、とにかく観察すると違うものが見えてくる
〜そう、私たちは対人関係において、いつも自己基準の眼鏡をかけて見ています。
それは価値観に基づくものかも知れないし偏見かも知れません。しかし、価値観は相手に求めた時に偏見に変わってしまいます。

・子どもが何を求めているかをよく見るのは能力の平等な評価につながる
〜これはナレーション(マリアモンテッソーリ役の本上まなみ)なのですが、なぜか前職を思い出しました。笑
能力の評価がいかに難しいことか。
私たちは自分の求めていることで相手を評価してしまうから。

・目の前にいるのは子どもではない
深く学び生きる力に満ち溢れた人間だ。
〜私が受け取った最も深いメッセージです。
映画を見終わったときに、子どもが“深く学びたがっている命そのもの”に見えました。

・子どもたちの声で印象的だったもの。
〜“mon travail!”(私の仕事だよ!)
途中で手出しするお友達に対して言っていましたが「さわらないでよ!やめて!」という制止する言葉ではなく、とても気高い“最後までやりたいの”というメッセージでした。

*

そしてひたすらに反省したのは、

「私たちは口出しをしすぎ」

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だけど、
それも環境のせいかも知れません。
大人が暮らすキレイな家のオシャレな絨毯を
汚さないで。こぼさないで。
なぜなら私たち大人も一生懸命この家を快適に過ごせるようにしてるんだから。

だから、口出ししすぎる自分を責めないで!
折衷案は必ずあります。

子どもを偏見なく見ることさえできれば。

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