【モンテッソーリの子育て】レッジョエミリアとモンテッソーリ

モンテッソーリ理論をいかに平易にママたちに伝えるか。

すっかりオタク化していますが、『レッジョエミリア』を勉強しはじめました。

実はこんな野望が・・

私は子どもの育ちを全部知りたい!んです。

そのためにこんな壮大な計画をたてました。

①子どもの発育を知る(体)

②精神発達を知る(心)

③子どもの創造性を育てる

(知的好奇心。創造性、表現)

④子どもの能力を引き出す

(知的好奇心。集中、脳科学)

⑤親子で、深い対話を実現する

(論理思考)

⑥子どもと楽しく体操教室。子どもと楽しくクッキング。子どもと楽しく日常生活。子どもと楽しく・・・

て、めっちゃ欲張り!

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いま、③を実践すべくレッジョエミリア勉強中。

気づいたこと。

レッジョエミリアの実践方法は、モンテッソーリの理論の観点からも説明できる。

(なんのこっちゃ?ですが、そのうち解説します!!)

・・・この二つについての教解説書あり。4000円以上しますがもちろん購入!

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さて、レッジョエミリアというと、北イタリアの都市名でありその手法が世界的に有名ですが、おそらくアートによる教育と思っている方もいるでしょう。

アートは表現方法そのものですが、それが表面化するまでの活動をドキュメント化し、子どもの変化をつぶさに残します。

レッジョエミリアでは写実の緻密性が評価対象の日本とは異なり、出来上がっていくまでの心の葛藤を見つめます。

子どもは「プロジェクト」と呼ばれるみんなで作品を仕上げる作業を行います。

子どもたちで意見を出しあい、採用し、作るものを決める。そしてその制作過程では自分一人が好き勝手に作ることとは異なるぶつかり合いが発生する。

そこに成長があります。

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あとは、作品を作るにあたり、絵の具だけではないさまざまな素材(葉っぱや、貝殻や、針金や、説明しきれないほどたくさん)を扱いますが

色彩は感情を育て、

素材は感覚を育て、

形は思考を育てる、

そして自己表現は直感を育てる、

これらによって「ものごとの本質を捉えることができるようになる」というものです。

深すぎる!!

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最近の子どもたちは、大人が興味を引き出そうといろいろアプローチしても「つまんない」と言ってしまうそう。

そして、「何をしたら良いかわからない」と。

ゲームや溢れるおもちゃを”使いこなす”ことが遊びになってしまってるから。

今後、価値観も環境も目まぐるしく変わる世界の中で「何したら良いかわからない」だと、ポツンと取り残され、誰かに使われることしかできない大人になります。

まわりにあるものの本質を知り、選び、構築する、

このことで子どもたちの優れた感覚を研ぎ澄まし作っていくことができる。それがレッジョアプローチです!

(たぶん)

最後にたぶん、ですいません。

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つけたし。

レッジョナラという「語り」もあります。「読み聞かせ」ではない「読み語り」。これは私の中では子どもを成長させる素晴らしい効果があると思ってるので、また紹介します。

つけたし2。

モンテッソーリでは空想は禁止されていますが、レッジョエミリアでは推奨しています。ここについての私なりの理解と見解も後日公開。

*モンテッソーリ関連企画*

▶12月17日(月)
・思いやりのある子の思考方法-子どもができる論理思考の講座
@こどもの本専門店 ブックハウスカフェ(神保町)

https://peraichi.com/landing_pages/view/zl23w