【子育て】こどもを誉める(誉めることと叱ること-前編)

子育てにおいて、こどもを誉めるのも叱るのも難しいと思っています。

「こどもは誉めると伸びる」とも言われますが、

「誉められることが目的となり、本来のすべき理由が二の次になる」とも言われます。

それならどうすれば良いのかがわからなくなります。そこで「誉めるか誉めないか」「どの段階で何に対して誉めるか」について考えてみたいと思います。

◆誉めるか誉めないか

私は、誉めることにしています。

誉めることに対するポイントとしては、タイミングと誉める対象を意識しています。

タイミングとしてはその瞬間に誉めます。過去を振り返って「あのとき」について誉めてもこどもは覚えていないからです。

また、その瞬間に誉めるということは、こどもをちゃんと観察していることに他なりません。「しっかり見ているよ」のメッセージになるのです。

誉められると、脳内では喜びや快感に関係する物質「ドーパミン」が出ます。このドーパミンがでると、同じことを繰り返したくなることがわかっているそうです。

つまり、【その瞬間に誉めると、ドーパミンがでて、また次回頑張ろうという気になる。また、このときに培われた脳内ネットワークは受験勉強、社会人になったときの仕事にも応用できる】ということです。(茂木健一郎「脳を活かした子育て術」)

◆どの段階で何に対して誉めるか

どの段階で誉めるか、とは「プロセスを誉めるか」「結果を誉めるか」ということです。

例えば難問を解いたとき「頑張って取り組んだね」というか「よく解けたね、天才!」というかの違いです。

プロセスを誉められたこどもは次回から難題を選ぶようになり、結果を誉められたこどもは簡単な問題を選ぶという実験結果があります。

つまり【誉めるのであれば、プロセスを誉める。その結果がだめでも良くても、取り組み姿勢を誉める】ことが重要なのです。

誉められるという報酬のみが頑張る源になるようでは本末転倒です。

しかし、その誉めることでこどもの頑張りを後押し出来るのであれば、親としては工夫のしがいがあります。

明日は誉めることと同じように工夫が必要な【叱ること】について書きます。