3歳からの子育て
モンテッソーリ教育では、
「3歳頃までは無意識で何もかもを吸収する。
3歳頃からは意識的にいろいろなことを整理する」と考えます。
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なんとなく3歳頃から子育てが楽になったり、
逆に子どもがあれこれ意見しだしたり、
3歳って赤ちゃんから子どもになってきたなぁって感じる年齢ではありませんか?
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だからこそ、「良し悪しを覚えさせなくては」「理解してるはずだから教えなくては」と思い、指摘ばかりになっていませんか?
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これ、残念ながら子どもに届いているのは「強く干渉されている」ということだけ。もし、子どもが本当に理解していればその行動は1度で改善されるはずです。
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しかし、改善されないから「前も言ったよね!?」「何度言えばわかるの?」となるんです。
理解度をはかろうとして「何で注意されたかわかる?言ってみて」と問いただしたり、「ごめんなさいは?」と言っても、本当に本当に物事のつながりを考えて原因と結果を結びつけるのはとても難しいのです。
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そしてしばらくして、子どもは、友達に言うでしょう。「だめって言ったじゃん!」「もう、やめてよ!」「だって○○ちゃんがこうしたから!」。
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そして私たちは言います。「もっと優しくしなきゃだめ!」「だめ、なんて言わないの!」「人のせいにしない!」
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強く干渉された子どもは、友達に強く干渉します。指摘され自分で自分を守るしかない子どもは、他人を攻撃し他人のせいにします。
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「これやっちゃだめ!」を、「ねえ、こうするのはどう?」に。
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「あぶないでしょ!」を、「こうなると、こうなっちゃうね。そしたら痛いんだよー」に。
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「まわりをよく見て!」を、言葉ではなくそっと手を繋いで安全な方向へ連れていく。
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指摘を、すべて受容に。甘えをすべて受け入れる。
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受容してもらった子どもは他人を受け入れます。指摘ではなく考える機会をもらった子どもはいろいろなことを考えるようになります。
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私たち大人も完璧ではないですが、
子どもはゆくゆく未来の世界を作る大人になることを忘れずに、子育てできたらいいですね。
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