【モンテッソーリの子育て】ルールよりも”意思”!
3歳になって、
・子育てが楽になったという時は、たいてい「2歳半過ぎから子どもの言うことがわかるようになって」「自立して自分のことができるようになって」、
・子育てが辛くなったという時は、たいてい「あれこれ言うことを聞かなくなった!」
ということが多いようです。
*
喃語も話し始めるのも遅かった娘。
しかし、話し始めるとすごかった。
「かぜ、ふいてる。ぼうし、飛んでいきそう」
「雲、たくさん。あめ、ふる。傘。傘。」
因果関係がよくわかり驚かされました。
だからこそ、
「物事にはつながりがあってね」
とまるで話を理解できる小学生に話すかのように、本当にたくさんのことを話し、やってみせました。
*
3歳1ヶ月になった娘の意思は強く、話せば伝わる、やればできる、と思う子どもになったように思います。
(ここまでは何だか良い話)
しかし、話せば聞き、理解してくれるという私の過信が娘の癇癪につながってる気がします。
・
わが家にはほとんどルールが存在しません。
時間も、役割も。
すべきことを理解している娘は、身支度完璧でいつも玄関で私を待っています。
食後、食器をシンクに運んでから遊びます。
そう、すべて意思任せ。
*
2歳だった頃、
「なぜ手を洗うと思う?外にいると手が汚れてるから、まずは家に入ったら手を洗うんだよ」
理解の早い娘はしっかり洗っていました。
しかし今、
「外にいたけど、ほら、手は汚れてないよ。手は汚れてる“から”、洗う。今日は汚れてない“から”洗わないことにしたよ」
あぁ、娘なりのつながりの理解。
(私)手洗いは理由なく毎回してほしい・・
こんな調子で
「朝起きられないから夜早く寝るでしょ。私は朝早く起きるよ。だからまだまだ遊ぶの」
夜更かし(・・;)
*
手洗いも、早寝早起きも私の希望。
手洗いしなくて風邪をひくのは本人の課題、
遅寝でも早起きするならいいんじゃない。
そんな思いもなくはなかった。
*
だけどそれも違った。
・生活リズムの正しさは恐らく情緒の安定に関係している。
・ルールというものは社会の秩序を保ち、家族間でのルールはみんなが気持ちよく過ごすためにありルールを守ることそのものも気持ちいい。
このふたつ、きっと正しい。
*
さらに、
「みんなでブロック遊びをしてたの。
ひとりずつの数は決まってなかったの。
私はブロックで大きな三角をつくってたの。
○○ちゃんは小さな三角をつくってたの。
○○ちゃんは小さな三角だからブロックはもういらないでしょ?
私は大きな三角だからブロックが足りなくて○○ちゃんの前にあるブロックをとったの。
そしたら○○ちゃんが怒ったの。
私は三角が作れないから怒ったの。
二人で泣いた。
私はブロックを壊して泣きながら走っていったの。
ブロックが足りなくてどうしたらいいの!って。」
えぇ、えぇ、わかりますとも。
3歳1ヶ月児。理由も明確。気持ちも言えてる。
だけどここにあるのはあなたの気持ちのみ。
*
意思任せで生活リズムがバラバラなのが情緒の不安定さにつながっているとしたら。。
このブロック問題はそれを教えてくれているのでは。。
*
緊急家族会議で、ひとつ、ルールを決めました。
さて娘、どうなるか。
*******
横浜戸塚・モンテッソーリ教室情報!
日時:隔週土曜(1日3クラス)
場所 :第2松本ビル 1階 奥の部屋
(横浜市戸塚区戸塚町4001 ホームページに場所記載あり)
※お車の方は駐車場がありませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。
対象年齢:0~3歳
ホームページ:https://peraichi.com/landing_pages/view/gs0q5
*お問合せはこちらまで:montessori.time1@gmail.com(主催:杉えみこ)
**********************************