【モンテッソーリ的子育て】2歳児の選択と判断
娘が生まれてから、どんなことでも選択をさせてきました。
“今日着ていく服は、こっち?それともこっち?”
“お母さんは手伝う?手伝わない?”
何も反応がなくても、それじゃあこうしよう、というように方向付けて物事を進めてきました。
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2歳も近くなり自我が強くなりだした頃どちらの選択肢もイヤイヤイヤ!というようになり、服は着ない!オムツも履かないで外にいく!という始末。
どんな決定も肯定してきたけれども、マナー、ルールは知らなければならない。
あるときは、お気に入りの物をリュックにつめ込み公園に行くと言う。おそらく公園までの道のりで”リュック持って”と言ってくる。
持つのは簡単だけれども、自分で決めたなら最後まで頑張って持ってほしいと思ってしまう親心。
「自分でやりたいけど親にも甘えたい」、「自分の言葉の強さを試したい」、少しの理解力と強い自我が育ち始めた2歳児の思いをどうやって尊重するのか!?
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そこで娘の理解力を信じてもう少しだけ説明を加えることにしました。
「リュック、公園まで自分で持てる?お母さんは持てないから、自分で持てるなら持っていっていいよ」。
最初は「うん!」と言って持ちだし、やはり途中で「持ってー」と言う流れを繰り返していましたが、最近(2歳過ぎ)になり、玄関を出てから少し立ち止まり「置いてく」と言うようになりました。
きっとまだまだ判断という高尚なものではないけれど、親の言葉と自分の選択と昨日までの自分の行動を照らし合わせてどうするかを決めているのではないかなぁ、と思ったのです。
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こどもの成長は侮れません。
うっかりしていると、親の方が昨日と同じままだということの方が多くなっています。
毎日一緒にいても、親の思うスピード以上に成長しているということを忘れてはいけないと思う出来ごとでした。