【子育て】比較してしまう心

1才7ヶ月の娘、もっとたくさん話して欲しいなあと思うことがあります。

同じように思う親もいるはずです。

その思いがエスカレートすると、他のこどもと比較して感情的になってしまうこともあるかも知れません。

育児においては全く無意味である他のこどもとの比較、焦り。わかっていても気になるあれこれ・・・

そんな状態に対して、私の考えを書きたいと思います。

◆比較することで生まれる感情って?

「他人の不幸は蜜の味」

このことばを裏付ける実験がありました。

-妬みの対象となる話を聞いたとき、人間の脳では、身体の痛みを感じる部分が反応するというものです。

つまり、他人の幸せを自分の痛みとして捉えているのです。

-逆に妬みの対象となる人物の不幸話を聞いたとき、人間の脳では、報酬を受け取った時に感じる心地良さを示す部分が反応していたというのです。

つまり、他人の痛みを喜びとして感じているのです。

◆共感する心も持ちあわせている

一方で、以前ブログに書いたのですが「脳は他人の痛みに共感する」という反応も示します。

妬みの感情は大小あれども誰でもが持っているものであり、逆に、痛みに共感するという心も誰もが持っているというのが、最近わかってきたことなのです。

◆比較して辛くなる時は・・・

他人の心に共感できるとしても、妬んだり羨ましいと思う時の感情は気持ちの良いものではありません。

ここで、昨日投稿したブログにも書いた「人には選択する自由がある」ということを思い出してみます。

「比較して辛くなる」「劣等感を感じる」は、”他人”という自分ではコントロールできない部分に対して、意識を向けている状態です。

「だって気になる・・」

「意識はしてないつもりだけど・・」

これは外部要因(他人の状況)により辛くなる/劣等感を感じる、自分を選択してしまっている状態なのです。

何の基準も意味もない比較をして辛くなるということを選択せずに、比較できない唯一無二の何かを見つける努力をするという選択をしてみてはいかがでしょうか。