つい最近、娘の小学校受験が終わりました。



受験を決めたのは、娘が1歳になる前でした。
特に強い意志もなく漠然と。

そしていざ準備スタートしたのが、受験の10ヶ月前。

横浜を離れての受験なので情報がなく、大手塾の情報収集力に賭けました。

塾では学校別対策、なんていうゼミがありましたが
娘は試験前に2回参加しただけで、結局はあまりわが家では特別な対策は必要なかったなと思っています。

できるだけ「母親は教師になってはいけない」を守り、家ではモンテッソーリ教育はしてないのですが自宅がお教室ということもあり環境が整っているので
時間があると教具を触ったりしていました。(娘は、私の恩師の方のお教室に通っています)

そんなこんなで、思考の基礎回路はできていたのかもしれません。
でもお話を聞いて答える問題は苦手だったので、人それぞれ得手不得手はありますね。



家では教具を使ったモンテッソーリ教育はしていませんが、日常生活でモンテッソーリ教育的な関わりをしていてよかったなと思ったのが
とにかく器用。箸を使って豆を移すとか、紐通しとか、蝶結び、雑巾絞り、三つ編みなんかは塾の課題でも出ましたがものの数秒(とにかくするすると)で終わらせていました。でも、それよりも、「服を着ましょう」といった時に、バンザイをするようなことがなかった。さっさと着て、脱いで、たたんでました。(家で親がやっていると子どもの自主性が奪われバンザイする子もちらほら)
ちなみに日常生活を丁寧にやることで自分の意志・体をしっかりコントロールできるようになり思考も育つので、受験だ、といって「お手伝いは一個できればいいから勉強(ペーパー)しなさい!」よりも、どんな活動でも子どもに任せると良いと思います^^



面接日には笑ってしまうようなことも答えていました。
「お母さんの好きなところはどこですか?」「・・・顔です!!」
「お父さんの好きなところはどこですか?」「・・・。・・・。顔です!!!」

親への質問は想定外のことばかり聞かれましたが、私も主人も普段から人前で話すことが多いので緊張することなく
対話して気持ちを伝えるつもりで答えさせていただきました。



小学校受験は「ご縁」だというので、我が家はこれ以上でもこれ以下でもなく、そのご縁に運をゆだねた小学校受験でした。