「遊びたいから帰らない!」

スーパーって、なぜかちょっとした子どもが遊ぶスペースがあったりしますよね。お母さんの買い物を待つお父さんと子どものためなのでしょうか・・

生魚を買った日の帰り。

「お母さん!ここで遊びたい!」(絶対に見つけてほしくなかったスーパーの子どもスペース)

私「今日は魚を買ったから帰りたいの」

娘「知歩は遊びたいの」

私「お父さんが待ってるから急いで帰ろう!」

娘「待たなくていいからお父さんもここに来て、みんなで遊ぶ!」(新たな提案…!)

こんな時、脳裏によぎるのは…(ここから私の心の声)

・スーパーに子どもスペースなくしてくださいって言いたい!

けどそんなの無理!

→帰るよ!と強く言うか?いやダメだ。強く言えばいいっていうことを子どもに教えてしまう。

→やはり魚が腐るから帰ろうと諭すか。いやダメだ。今日は諭しても帰らない気がする。

→選択肢を与えよう!

「何回やったら帰れそう?決めてほしい。待つから」

「何回もやる。決めない!( `Δ´)」

私(たち夫婦)は、どうしても無理な時は「できないよ」と言ってきた。

出来るときには全力で付き合いますが。

そこだけは毅然と、叶えられること・叶えられないこと、を態度で伝えてきました。

私「遊びたいっていう気持ちはわかるけど、今日は遊べないよ。遊べない日は遊べないというし、遊べる日は遊べるというよ。今日は遊べない日なの。すぐに冷蔵庫に入れたいものがあるから」

娘、押し黙って考える・・・きっと駄々をこねてもだめだとわかっている。

この感情整理の時間、きっと1分くらいです。

「うん。帰る!お母さん、帰る。^^」

最近、こんなふうに、娘が感情を昇華させることが増えてきました。

それはきっと私が態度を変えたからです。

怒らないし、お願いしないし、無視しない。

明確な理由を伝えるだけです。

子どもの考える力を信じて、たった1分間、何も言わずに彼女の思考整理を待ちます。この1分間が待てずに、何度「帰る」という結論を急いだことか・・・

(ちなみに、アドラー子育てでは「20、心の中で数える」だったと思います。つまり20秒。たった20秒。いかに、人というのは相手のことを待たずにまくしたてているかということですね)

大人の都合はいつも大人にとっては正しいのですが、子どもの都合はいつも子どもにとって正しい。子どもに相手を尊重できる人間になってほしいなら、相手を尊重するとはどういうことか、何度も何度も、尊重される体験をさせてあげないといけない。

全てを吸収する子どもを前にして、「今の自分の態度が来年の子どもの態度だ」と自分に言いきかせています。

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横浜戸塚・モンテッソーリ教室情報!

日時

2月15日(土)11:00~12:10、12:40~13:50

3月7日(土)11:00~12:10

*4月~:教室不定期開催。*新講座第一弾!「0~6歳の子ども同伴講座(我が子を観て成長段階と理論を知り家で実践できるモンテッソーリ講座」(当日のレポートをお渡しします) などなど

*秋頃~:モンテッソーリスクールオープン予定。

場所 :第2松本ビル 1階 奥の部屋

(横浜市戸塚区戸塚町3995 ホームページに場所記載あり)

※お車の方は駐車場がありませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。

対象年齢:0~3歳(新モンテッソーリスクールでは、0~6歳対象)

ホームページ

https://peraichi.com/landing_pages/view/gs0q5*お問合せはこちらまで:montessori.time1@gmail.com(主催:杉えみこ)