書き言葉~半濁音との出会い~

娘、3歳8か月。
少しずつ拾い読みの頻度も上がってきたので、「小さい本」を作ってみました。娘の語彙力がどこまで伸びているのか、また濁音や半濁音、ちいさい「や、ゆ、よ」の読み方をマスターしているかは、活動量から考えれば十分ではありません。
それでも、 拾い読みを始めていることや、 私が家庭内で取り組みやすいなどの条件を考えて「小さい本」の活動に入ることにしました。 ◆「小さい本」: 言語教育-書きことば-読み方「単語を読む」という活動の一部分です。 ↓即席で作った「ちいさいほん1」「ちいさいほん2」。
↓なんと中身は「ちいぽぽ」…とにかく娘の興味を引き付けるもの、と考えて「ちいぽぽ」にしました!娘が寝ても覚めても一緒にいる(ぽぽちゃん人形の妹分(?)の)ちいぽぽちゃん。
突然の半濁音の登場ですが、ちいぽぽを見た娘は読みたくて仕方ない!
何度も、本の表紙から読みかえす。
「ちいさいほん いち」→開く→「ち。い。えっと、・・ぽ。えっ と・・・ぽ。」→閉じる→開く→「ちいさいほん いち」‥‥を繰り返していました。
そして10日程してから、「ちいさいほん1」「ちいぽぽ」とスラスラ読めるようになり「読めたよ~!」と歓喜の声を上げていました。
こんな簡単な単語一語でも、子どもにとって一人で読めたというのは大きな自信になります。言語教育履修過程で、「これをひとつ読んだ後、本を閉じるということで子どもにとっては1冊を読了したことになります。」と習ったのですが、それが本当にそのとおり。この一語を読んで本を閉じた時の子どもの嬉しそうな顔。
スモールステップを確実な一歩につなげるのがモンテッソーリ教育の素晴らしいところです。
そして、読めたので書きたい、という欲求が起こり、そのまま小さな黒板の活動へ。「ぽ」という砂文字も、見本もないのですが「〇」は書けるので見よう見まねで書いていました。
モンテッソーリ教育は「鉤の手の原理」と言って、過去の活動が全て今後の活動の基礎になっていきます。 これまでメタルインセッツでしなやかに動く手首を獲得してきたこともあり「〇」もすんなり。 「“ほ”に「〇」が付くと“ぽ”。“点々”がつくと“ぼ”」と、半濁音と濁音の説明までしました。 ・ 多くの文字を、形から字として捉えるようになってきているので、 引き続き興味の続く限り単語に触れさせる機会を作っていこうと思います。 *******

横浜戸塚・モンテッソーリ教室情報!

日時:2月15日(土)11:00~12:10、12:40~13:50 3月7日(土)11:00~12:10 4月以降、不定期開催。(随時HPに開催詳細記載) 場所 :第2松本ビル 1階 奥の部屋 (横浜市戸塚区戸塚町3995 ホームページに場所記載あり) ※お車の方は駐車場がありませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。 対象年齢:0~3歳 ホームページhttps://peraichi.com/landing_pages/view/gs0q5 *お問合せはこちらまで:montessori.time1@gmail.com(主催:杉えみこ)