【子ども観】~夫は子どもをこう見てる

モンテッソーリ教育では、子ども観、つまり「子どもとはどういうものとして捉えているか」が重要視されます。

もちろん保育も教育も、子ども主体であるべきなのですが、「こうすれば頭が良くなる!」という謳い文句を持つ教育法も存在します。

ここで私が思うのはパパとママで「子ども観」を一致させておくと良いということです。

教育方法に双方賛同するのは必要ですが、日常生活の中での子どもへの接し方を一致させるということ。とても重要だなあと思うのです。

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先日、夫に、

娘が補助輪なし自転車を練習したこと、乗れるようになったこと、練習が好きだと言ったことを話しました。

そしたらこんな返事が。

夫「子どもって、今、やりたいの!を逃したらやらなくなるよね。忙しいからって「あとでー」って言ってる間にそのやりたい!が消えて他のこと、しはじめたりするじゃん」

夫「プラスチックで出来た”大人を真似した”おもちゃだと遊びにしかならないけど、小さくても本物を与えると夢中になるよね。ゴルフだってプラスチック製のクラブだと振り回して、飽きてポイだけど、本物だったら練習にのめり込むよね」と。

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これはモンテッソーリ教育の考え方!環境準備そのものです。

・“本物”を準備すること

(わが家では子どもの食器にプラスチック製品はありません。小さい頃はグラスを割ったこともありますがそれ以来、無造作に動いてお茶をこぼすこともないし、茶わん類をガチャンと雑に扱うこともなくなりました)

・サイズは子どもにあったものを準備する

つまり、子どもが自分の背丈で日常生活を送れる環境を準備するということです。

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子どもはできないのではなくやり方を知らないだけ

大人がいなければ何もできない大きなものばかりに囲まれて暮らしているだけ。

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だからこそ、夫婦や大人たちで話してみてください。

・できないんだから、と言わないで、できるサイズのものを準備しよう

・子どもが「今、これをやりたい!」という素振りを見せたり言ったりしたら敏感期(何でもできるようになる時期)だと思って、一度くらいとことん見守ってあげよう

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(↑寝ても覚めてキックスクーター(1歳10ヶ月)1日4時間くらい練習してました)

(↑雨でも毎日練習。2歳2ヶ月)

(↑先日。「練習したいの」と言って毎日練習してたら突然乗れた。3歳3ヶ月)

自分の子どもだけではなくて、子どもの「できたよ~!うれしいよ~!」の顔がたまらなく好きなので、そんな環境があちこちで作られることを願って!

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横浜戸塚・モンテッソーリ教室情報!

日時:隔週土曜(1日3クラス)

場所 :第2松本ビル 1階 奥の部屋

(横浜市戸塚区戸塚町3995 ホームページに場所記載あり)

※お車の方は駐車場がありませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。

対象年齢:0~3歳

ホームページ

https://peraichi.com/landing_pages/view/gs0q5

*お問合せはこちらまで:montessori.time1@gmail.com(主催:杉えみこ)