ここ2回、勇気づけ育児を始めるにあたって、子どもの行動には適切な面と不適切な面があること、そして、どのような注目の仕方があるのかを書いてきました。

今回は、まとめを書いてみたいと思います。

*

・適切な行動を探す

不適切だ！と思っている行動にも適切な面があるかも知れません。

「これは嫌だ！したくない！」と怒っている子ども。イラ･･ッの前に、「意思を出せてる！」と思えるでしょうか。

正の注目をしてみましょう！

・長所に焦点を当てる

子どもの性格の短所や欠点を批判すると子どもは勇気をくじかれてしまいます。

逆に長所に焦点を当てると勇気づけられるかも知れません。

・結果よりもプロセス重視を

もし、結果が良くなくても、その過程に焦点をあてましょう。

・子どもの成長を認める

子どもは昨日できなかったことも今日できるようになっているかも知れません。

そこを見つける努力をしましょう。

・他の子どもと比較しない

他の子どもと比較することには何の意味もありません。他の子どもと同じ人生を送るわけではないからです。

・親子は仲間！

子どもとのあたたかい関係をつねに保っ努力をしましょう。

ここまでがまとめです。

*

おさらいですが、

心理面の目標 <1.私は能力がある2.人々は私の仲間だ>という信念を子どもが持つことを決して忘れずに、

行動面の目標 <1.自立する 2.社会と調和して生きる>を達成することを援助しましょう！