【モンテッソーリの子育て】「私の作ったお団子、食べてください」

今日は「子どもの家」の見学日。

子どもの家とは、マリア・モンテッソーリが開設した保育施設です。

今は日本でも「子どもの家」がたくさんあり、モンテッソーリ教育を受けさせたい親には是非、見学をオススメします。

そこで、モンテッソーリ教育を受けられる「子どもの家」、「モンテッソーリ幼児教室」、「モンテッソーリ園(幼稚園、保育園)」について書いてみたいと思います。

◆子どもの家

個人宅を子どもの家として使われている方や、大きな園庭を持ち教師も何名もいるような大きな子どもの家など規模は様々です。

基本的に「子どもの家」では、一日の生活を”子どものみ”で出来るようにしており、教師は危険の排除や手助けに徹します。

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今日はこんな光景を目にしました。

4歳の子が、みたらし団子を作っていました。

粉をこね、丸め(ここまで全部ひとり)、「お団子湯がいてください」といって教師にお団子を渡します。

その間にみたらしのタレを混ぜます。(ひとりで)

※湯がいてる間は別の子どもが興味深そうにお鍋を眺めていました。

そして鍋から取り出されたお団子を受け取ったらひとつづつにタレを絡め、つま楊枝をさし、別の子どもたちに振舞います。

「私が作ったお団子、食べてください」

そして最後に自分が食べ、余った団子を

「一番小さい⚪⚪さん、お団子が余りました。どうするか考えて⚪⚪さんのところに来ました。もうひとつどうですか?」(子どものセリフ、忠実に再現してます!)

と言って最年少の子に配りました。

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手指の練習も終え物の運びかたも習得した後、このようにまわりに気配りが出来るようになるんですね。(私だったら、隠れてパクっと食べるだろうな・・)

モンテッソーリ教育は、知育としても優れていますが、

「全人格的教育」と言われるように知育以外にも、人格形成に非常に良いです。

「子どもの家」では、一日中、モンテッソーリ教育の時間を過ごすことができます。

◆モンテッソーリ教室

教室になると活動時間が限られているので、習い事のような位置付けになります。

手指の巧緻性と集中力が養われ知性が芽ばえる年齢(3歳頃)までには身の回りのことは自分でこなせるようになります。

これは日常生活の土台となる部分をしっかり作るということを意味します。

ただ、クッキングや掃除、洗濯といった日常生活の練習(火を使うことや水回りのこと)ができるような子どもサイズの環境を整えるのは難しいので、この点、子どもの家の環境は十分であると言えるでしょう。

◆モンテッソーリ園(幼稚園、保育園)

モンテッソーリ園は「モンテッソーリ教育を受けさせたい!」という親だけではなく、通園範囲内の子どもや働く親に代わる保育場所としての役割が強く、モンテッソーリ活動の時間は午前(およそ1時間)のみ、というところが多いです。

環境としてはモンテッソーリ用具、教具があるので子どもはモンテッソーリ活動ができます。

ただし、

子どもがどれだけモンテッソーリ活動に没頭できるかはクラスの状況によります。(モンテッソーリ教育では”譲る”のではなく次の子どもが”待つ”ことを学びます。しかし、今の子どもの社会では”待つ”よりも”譲る”要素が強いです)

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いかがだったでしょうか?

それぞれ目的によって存在意義は変わってきます。どこかでモンテッソーリ教育に触れさせたいお母さんお父さん、是非とも見学に行ってみてください!