【モンテッソーリの子育て】 子どもは驚くほどわかってる!

みなさん、

“子どもにはわからないから”と思って

大切なことを説明しなかったり、

とりあえず、言う通りにしなさい、と行動だけを指示したりしていませんか?

子どもは本当はよくわかっているんです。

今日はそれがわかる出来ごとについて書きたいと思います。

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先日、娘は2歳4ヶ月になりました。

抱っこは当然まだまだしてほしいし、我が子に関しては指吸いも健在!そして本能のまま動き回る。(お店での食事は20分が限界)

きっと2歳児の標準的なモデルであろうと思います。

だけど・・・

2歳児、甘く見てはいけなかった。

彼女なりに理解し努力することに感謝する出来ごとがあったんです。

先日、私にとって非常に重要な「育休明けの働き方 面談」がありました。
相手は総務部長、課長、所属部署の部長、課長(計4名)と、私(と娘)。

面談時間は1時間。

多勢に無勢!?

いや、闘いではない。

闘いであったとしてもこちらには破壊力抜群の娘。とにもかくにも娘には走り回らず、部屋にいてもらわなければ面談も何もあったもんじゃない!!

というわけで、娘に説明とお願いをすることにしました。

「お母さんは、会社の人と、大事な話をします。その間、静かに、一緒に聞いててほしい」と。何度も目を見て。
娘の反応は・・軽く”うん”。

いざ面談。

普段、私が娘を見ていないと「あっちいくー!」と手を引っ張って気を引こうとする娘が、おとなしく座ってる。

時おり私の顔をじーっと覗きこんでくるものの、頑張ってる!

場の空気も、私の話も理解してる!!

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3歳くらいまでの子どもは「今」を生きています。

例えば「テレビを見たら、次ぎはお風呂ね」「うん。」というやり取りがあってもテレビを見たあとに遊びだす。

すると「さっき約束したでしょ!」となりますよね。

だけど子どもはその時その話はわかったよ!の「うん。」を返しているだけで、実行にうつせるのはまだ先なんです。

娘にもダメ元で「静かにしててね」と言いました。

「うん。」と言ったとしてもそのときに「わかった!静かにするんだね!了解!」というだけで、静かにする約束を果たせるわけではないと思っていました。

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しかし、彼女は、彼女なりの理解と最大限の努力で、部課長面談という貴重な場面をやりすごしたのです!!

2歳児、きっとどの子もみんな頑張る人であるはず。

もっともっと子どもを信じて、尊重して接してみてください。頑張りやさんの一面を見せるかも知れません。