【嫌がるこどもを導く試み】羽交い絞めの歯磨きタイム

数か月前までの「食べたら歯磨き」「あーん」という穏やかな時間を写真に撮ってから数か月。

写真を見るたびに、あれは幻?と思ってしまう最近の風景。

歯磨きの時間になると、部屋中をグルグル走りだして逃げる逃げる・・

どうにかこの時間を楽しいものにしてあげたいなあと思いつつ、毎日羽交い締めで歯磨きしています。

そこで思いついたのが「課題分析」という手法です。

課題分析は応用行動分析という理論で使われる手法です。

応用行動分析とは、

“行動の背後にある原因を分析し、行動を変える”という発達障害児療育で用いられる理論です。

少し難しく聞こえますが、課題分析そのものはとても単純です。

  • 複雑な行動のまとまりを小さな行動単位に分解し順番に並べることを言います。

課題分析をするとやるべき行動が明確になります。

  • 次に課題分析をしたら可視化することがポイントです。

イラストにするとわかりやすくなります。

例えば「手洗いの手順」のイラストは皆様も見かけたことがあるのではないでしょうか。

これが「課題分析の可視化(イラスト)」です。

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さっそく、~口を開けて~歯磨きして~コップをもって~うがいする、というイラストを準備しました。

しかし状況変わらず、、、!

イラストを出す=歯磨きがはじまる!ということで部屋を走り回ります。

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そして、イラストを本人の写真に替えました。

穏やかだった頃に撮った写真。

大きな口を開けて私にされるがまま歯磨きをしていた写真です。

するとそれを見ると「あ~」と言いながら口を開けて、手順通り最後まですんなり磨くことができるようになりました。

歯磨きが嫌ではない自分を見て、真似をしているように思います。

本来こどものイヤイヤの原因を取り除くことが出来れば良いのですが難しいものです。

日々こどもを叱りながら「これやりなさい、あれやりない!」という状況を変えたい方は、是非、課題分析を利用し、行動と手順を可視化してみてください。