【子育て】コミュニケーションの7技法(⑥セルフトーク)
本日は言語心理学的技法の6つ目、セルフトークについて書きたいと思います。
※言語心理学的技法はインリアル・アプローチと言われる「言葉の発達に遅れを持つこどもへの対応」の中での具体的な技法として開発されました。この技法には7種類あり、いずれともとてもシンプルです。
①ミラリング
②モニタリング
③リフレクティング
④パラレルトーク
⑤エキスパンション
⑥セルフトーク
⑦モデリング
⑥セルフトークとは
・概要:大人の動作や気持ちを言葉にします。
例えば着替えるときに、「上着を着るよ」や「お母さん、嬉しいな」というように動作や気持ちを言葉にします。
・効果:そうすることでこどもの注意をひき、自然と言葉での表現の手本を示すことができます。
このときのポイントとしては、「お母さん嬉しい」という気持ちや「靴を履くよ」というセルフトークを、パラレルトーク(「⚪⚪ちゃんもやりたかったね」)とあわせて使うことで、お互いの関係や共感の発達をうながすことが期待できます。
明日は⑦モデリングについて書きたいと思います。