【子育て】コミュニケーションの7技法(④パラレルトーク)
本日は言語心理学的技法の4つ目となるパラレルトークについて書きたいと思います。
※言語心理学的技法はインリアル・アプローチと言われる「言葉の発達に遅れを持つこどもへの対応」の中での具体的な技法として開発されました。この技法には7種類あり、いずれともとてもシンプルです。
①ミラリング
②モニタリング
③リフレクティング
④パラレルトーク
⑤エキスパンション
⑥セルフトーク
⑦モデリング
④パラレルトークとは
・概要:こどもの気持ちや行動を言葉にする(気持ちや行動を代弁する)
例えばこどもが転んだとき「いたいいたい」と言ったり、友だちにおもちゃをとられて泣いていたら「くやしい」と言ってあげます。
また、重いものを持つときなどは「うーん、よいしょ」など言葉を添えます。
・効果:こどもが言葉の意味やつかい方を理解するようになります。また、おとなが自分のことを理解し受け入れてくれるという安心感を持つこともできます。
このときのポイントは、こどもの理解レベルにあった言葉を使うことです。
明日は⑤エキスパンションについて書きたいと思います。