【子供の可能性】父親からの助言

久しぶりの実家への帰省で、親と子育てについて話をしました。

70年近く生きてきた親の言葉は、突っ走り気味の自分を見直すありがたいものでした。

◆躾はルールで・・

いつも通り娘には”何かをするときは こうする”を、説明していました。

その日の夜、父親に「口うるさい」と言われました。

そして「10言っているのを1にする。そのかわりにその1のときに目を覗き込んで言う。子供は自分で成長していくから与えすぎず、しっかり見て支えるだけで良い」とも言われました。

◆反面教師

私は昔からマイペースでした。親から「これはだめ」とか「早くしなさい」とか言われた記憶はありません。

思い返すと私は私の世界で過ごしてきました。

ここでいうマイペースとは人一倍自分本意であったということです。

そしてみんなにとって大事なことは私にはそうではなく、どこかが抜けている気もしていました。

そうならないように、娘には、叱らないを基本とした”説明”をしてきたつもりでした。

◆子供の育つ力と、親の満足

また「環境を準備するのが必要であるならば準備はして、あとは手だし口だしする必要はない 。子供は親が思っている以上に自分で学んで育っていくものだ」とも言われました。

総じて「放っておけ。見守っていろ」そういうことでした。

◆10歳くらいになると

親の経験則から言うと、

ほとんどの子供は10歳ともなると自分のしていることを理解し、ルールは守るようになる

ということです。

よく聞く「10歳の壁」にはない意見であり、すんなり聞き入れられました。

・・

結局のところ、「叱らない」をモットーにしてきた子育ては、一歩間違えて「過干渉」になることろでした。

頭でっかちになりがちな子育てに、冷静な目でさくっと言ってくれる親は本当にありがたい存在です。

人には立ち止まり見直す時間と、メンターが必要であると思った出来事でした。