【モンテッソーリの子育て】我が家の絵本選び
絵本はどうやって選んでいますか?何だかカワイイもの?それとも口コミや評判?
モンテッソーリ教育ではよりリアルな描写のものが推薦されていますが、これは、現実(具体物)➡絵という抽象物への思考のステップを着実に進めるためなのです。
現実と空想の区別がついていない子どもにとって、動物がしゃべったり空を飛ぶことや、極端に言うと死んだ人が生き返るような非現実的なことは、子どもを現実から引き離し、突拍子もない行動を起こすことも考えられます。
しかし、私はもっと自由で良いと思うんです。
子どもは「絵がきれい」で絵本を選ぶかも知れないし、何となく手にとった絵本をすごく気に入るかも知れない。
そんなこともあり、図書館で絵本を借りるときは娘と私それぞれが選び、借りられる冊数内で相談して借りています。
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今回借りたのはこれ。
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1冊目「なんか、絵がおもしろいよ」
よく見ると小さな絵は少しずつ表情が違う。大人は気づかないところ。ここに面白さを感じたのか。小さな変化により気づくのは敏感期のなせるわざ。
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2冊目「なんだか絵がきれいなの」
お、おぉっと。島崎藤村。
これは言葉の幅が広がるかも知れない!
「問ひたまふこそこひしけれ」・・・
これで初恋をイメージできるか!?難易度高すぎ~
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3冊目「うさぎが好き」
借りよう。
これ、意外にも「肌の色の違いを認める」というメッセージがこもってて、おぉ、となりました。
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4冊目(母)「優しい気持ちを知ってほしいな」
借りてから5日目。まったく見向きもせず。読むことなく返しそう。
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結局、いま、毎晩読んでるのは「うさぎちゃん」と「アオッチとキーコ ひみつきちにいく」。
図書館で選んだときは、”手が届けところにあったから”借りた2冊がお気に入りに。
どこが興味ポイントなのか、読み込むまではわからない!
とにかくたくさん読んで、お気に入りは何度でも読んで、本のなかでたくさんの体験をして、想像して、子どもの心を育てましょう!
(ちなみに、親が”優しい気持ちを知ってほしいな”なんていう下心で選んだものは、子どもに見透かされてしまい「それは読まなくていい。」と言われてしまうので、コミュニケーションツールとして絵本を楽しむことをオススメします)
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