【モンテッソーリの子育て】動き回って困る!という子どもにオススメ*線上歩行(歩行練習)の意味
私の娘は、とにかく動き回っていたい子ども。
走るだけで楽しい、
ジャンプしている時は最高の笑顔、
家のまわりでいつも私と二人で鬼ごっこ。
一日中こんなふうに過ごしています。
◆線上歩行練習
線上歩行練習とは、3才前頃からはじめるモンテッソーリ教育の項目のひとつ。
前に踏み出す足のかかとをもう一方の足のつまさきにくっつけて歩くというものです。
超小股で歩いてる感じです。
その歩き方で床に貼られた白テープの上を歩きます。
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実はこれ、バランスを取るのがすごく難しいんです。
これを教師が、子どもたちの前でゆっくりとやってみせます。子どもたちは固唾をのんで見守ります。
運動の敏感期、かつ自分で体のコントロールをより深めたい子どもたちは、自分も白テープの上を歩きたくて仕方ない!
そして実際やってみると慎重にならざるを得ないし、自然と集中もするんです。
白テープの上という規制されたところをバランスをとりながら歩くのは、難しいだけに楽しいようです。
ここでは、集中力、慎重さが養われます。
◆静かにしなければいけない場所で
大人の用事につきあう子どもは、待合室などで暇をもて余して走り回ったりすることがありますよね。
娘も「外いきたい」「走りたい」と言うことがあります。
最近は「(病院や銀行などで)ここは静かに待つところだよ」と言うと、「そしたら歩いていい?」と言って静かに線上歩行します。
体を思いきり動かすのと、
ゆっくりながらもバランスをとって歩く、
というのは対照的な体の動かし方ですが、
“意識的に体をコントロールする”楽しさは同じなんだなぁと思います。
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これはよく動く子どもにはオススメです!(ただし、話が通じない乳幼児ちゃんには使えません(>_<))