【モンテッソーリの子育て】勇気づけ子育てを始めよう!(第一部 前半)

こんな気持ちになることはありませんか?

・子どもが癇癪を起こしてどうしようもない!

・すぐにメソメソしないでよ!

・言うことを聞かなくてイライラする!

などなど。

お母さんの気持ちは、一日のうちで何度も乱高下を繰り返す。これも事実ですよね。

具体的に、どういう気持ちで、なんという言葉で子どもに接すれば良いのか。

その参考になりそうなものを見つけました。

アドラー心理学に基づいた子育て方法「パセージ(Passag=Parent Study System on Adlerian Group Experiences)」です。

今日はパセージのさわりについて書こうと思います!

*

【子どもの育ちはモンテッソーリ。大人の学びはアドラーで】

私の中で、子どもの見方や教育法としてはモンテッソーリは最優秀。

だけど道路で癇癪を起こしてひっくり返って泣く子どもにどのように対応するのは、敏感期だけでは明確にできませんでした。

そこはこれから3ヶ月、とことんアドラーを試して確立していこうと思います!

ちなみにアドラーは子どもが1才であっても18才であっても使えます!

◆子育ての目標は何ですか?

・行動面

<自立する>

<社会と調和して暮らせる>

・心理面

<私は能力がある>

<人々は私の仲間だ>

これが子どもの適切な行動であり、信念であり、育てるべきものとしてパセージでは明確にしています。

適切な行動は、適切な信念から出てくるため、パセージではこの心理面のふたつの目標を達成することを目的としています!

私たちは、いつも子どもが「自分には能力がある」「家族は仲間だ」と思っているかどうかを心の中で確認することが重要です。

◆子どもはどんな時に【不適切な行動】を取るのか

不適切、とは親が子どもの行動についてやってほしくないとかイライラするとか、そういうもの。

気にならなければそれは不適切ではありません。

・その行動が不適切であると知らないとき

うんうん、おもちゃを取るとか。嫌なことがあったら叩くとか。こういうときはそれは不適切だよと教えてあげるとやめるかもしれません。

・その行動が不適切であることは知っているが、どうすれば適切な行動ができるか知らないとき

うんうん、うんうん、おもちゃを取るとか。嫌なことがあったら叩くとか。こういうときは貸してって言うんだよ、とか。叩かないで話してみようとか。

適切な行動を教えてあげることで不適切な行動をやめて適切な行動をするようになるかも知れません。

・その行動が不適切であることは知っており、適切な行動も知っているが、適切な行動をしても望む結果が得られないとき

もしかして勇気をくじかれているかも・・「自分にはできない」「やってもきっと失敗する」そんなときはより安易な不適切な行動をとってしまうかも知れません。

・不適切な行動で注目や関心を得ているとき

不適切な行動をもって目的を達している場合があります。親が不適切な行動に対して叱る、罰するなどの注目を与えるとかえって不適切な行動を繰り返すことがあります。

◆行動の目的を考えよう

例えば、ケンカしている二人がいます。

「なぜケンカしたの?」と聞くと思います。なぜ=原因ですよね。

そして原因がわかるとします。

しかしどっちが悪い/良いと、第三者がジャッジするのでしょうか。悪いと決まった方はもっと悪いことをするかもしれません。

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なのでこんなときは「ケンカの目的は何か?」を尋ねてみる。

すると何かしら「こうしたかったから」が出てくるでしょう。そうすれば解決に結び付く方法が思い付いたり、こんなときどうすれば良いかの提案ができると思います。

この積み重ねが多いほど、いろんなケースに対応していけるようになるのです。

第一部の前半終わり。

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