【モンテッソーリの子育て】意志と自我の強さは紙一重!(前編)

モンテッソーリ関連施設で先生たちに会うと、モンテッソーリで育った子どもたちの姿をたくさん聞くことができます。

「器用!」「集合力あるよ!」ということだけではなく、丁寧な対応をしなければならないな、と気を引き締めたくなることもたくさん・・

◆とにかく意志が強い

・・って、そうなる育て方をしてきたんだけどね。・・3児の母親でもある先生の言葉。

時には、寒空のもと半袖で出掛ける!といってきかない子ども。

それは子どもが寒さを経験し、さて どうしようか、と考えるとても良い機会なのですが、

・・・

社会のルールをまだ知らない中、”わたしはこうなの!こうするの!”と言って聞かなかったら・・?

意志を尊重することと、ルールに則ること、その狭間で「社会に出ていく翼」を与えてあげられるのは大人の大切な役割なのです。

2歳~ 3歳、会話ができるようになってきてからが大切な時期。これを肝に命じて。

◆「私はこうなの!」にどこまで付き合う?

“わたしはこうなの!”の意志が頑なすぎるようになる年齢、

それは『やりたいことを尊重して。見守ってて。』から1歩抜け出した姿。

ここからが本当に大切な時期です。

どんなに見守るぞ、と決めた親でも

「なんで言うこときかないの!?」「いくらなんでももう限界!」と思うようになって、いよいよ強い口調で言うことをきかせよう=社会ルールを教えよう、と

するのがこの頃。

だけどそれはまだまだ早いと思うのです。

揉め事が起きた時こそ親は冷静になること!これは鉄則!!

『しつこくなく、簡潔に話す』力を磨かねばならないと思う出来事が起きました。