【モンテッソーリの子育て】はじめて文字を読む
モンテッソーリ教育の中には言語教育という分野が存在します。
言語教育は、
0~3歳で”話す”、
3~6歳で”読む”、”書く”
というように分かれていますが、いずれも「敏感期」に従っています。
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子どもは、生まれてからずっと言葉のシャワーを浴びています。
そして自分の中に言葉を溜めていき、それが、口の筋肉の発達とともに話す言葉として出てきます。
そんな言葉の教育としてオススメなのがサリーウォード著 【語りかけ育児】。
私も、これを参考にしながら娘に接してきました。
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続いて絵本。
私も大好きな絵本。
図書館では1回につき12冊借りられるので本当に有難い。
そんなある日・・・
絵本の中にある【かみさまからのおくりもの】という文字を見た娘が、
「これと、これ、いっしょー」と言いました。
それが【の】。
かみさまからのおくりもの。です。
おぉ!文字を読めた!と思うのはまだ早い。
文字としての認識ではなく【形】として認識したのです。
モンテッソーリの言語教育では、
文字と文字が組合わさり単語となり、それが意味を持つと理解するまで、体系だてて教育を積み上げていきます。
まだ、娘の中で【の】が、書きことばや話しことばを構成するひとつであるとは理解していません。
このとき働いた知性は【ペアリング】です。同じ形を見つけたのです。
しかしそれからというもの、【の】を見つけると、「のー、あったー」と言うようになりました。
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そして、今、【の探し】が楽しくて仕方ない様子。
▼【の探し】▼
【の】だけでは言葉が成り立たないこと、の以外の文字にも発音があり、それらが組み合わされることで意味を持つことを理解するのはまだ先です。
【の】と【め】を間違うのは、読んでいるのではなく、形として捉えているからなんだなと思います。
字が読めるとは、その文字の集まりが意味を持つということを理解すること。
字を読み、言葉を理解し、世界が広がる。その楽しさを知っていってほしいな。
**モンテッソーリ関連企画やってます**
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