【モンテッソーリの子育て】強烈なイヤイヤ!期突入
今日はモンテッソーリはあまり関係のない、娘の激しいイヤイヤ!について。
ある日のこと。
何よりも嫌いなシャンプーを「自分でやる」というので見ていると、
自分で泡を髪につけ(まだら)、両手でシャワーを持ち、顔に猛烈な水圧を感じながら自分なりのシャンプーをしていました。
私は泡が流れていないのが気になり、少し頭を触って流そうとしたとき、、、
気づかれた!
「じぶんでー!!!」
お風呂のなかで大の字になり足をバタバタ!怒ってバタバタ!滑って体が湯船の方へツルツル~・・「イーヤー!!!」
5分?10分?続きました。
「やりたかったのにごめん!」
「じぶんでー!!!」
「わかってる。なのに手伝ってごめん」
「ごめん イヤー!ごめん きらいー!」「やーりーたーいー!!!」
・・・
**
感情的になっているときは、脳の中で感情コントロールする蓋が完全に外れているので何をやっても効果がない-と、とある本に書いてありました。
収まるのを待つしかない。
ここで「少しくらい、いいでしょ!」は禁句。だって少しくらい、いいと思っているのは親だけ。
何のプラスの解決にもなりません。
「少しくらいいいでしょ」と言うしかない状況ではあるのですが、、
***
この燎原烈火とまで化した「じぶんでやるやる」意思。これを止められる人はこの世ではもはや存在しない。
なので、つきあってられるか!なんて微塵も思いません。
自立の欲求と、現実に乖離があるほどイヤイヤは強くなるもの。
子どもは内面から抑えきれない成長の衝動を持っており、それはその期間しかない自我の目覚め(自立)への道だからです。
ちなみに、イヤイヤの理由は、
①自分でやりたい!(自我、自立)
②母子分離のために無意識のうちに親から離れようとしている
③敏感期(秩序感の乱れ)
のどれかだと言われています。
ある日突然、ふと、その現象が消え従順になりおとなしくなったとしたら、その嵐のような内面からの欲求が去ったということなんです。
もちろん、新たな欲求が訪れるのですが。
暴れまわる我が子が怪我をしないように、暴れるスペースを確保しながら、まるでドラマを見てるかのように「今」を楽しんでいる私です。