【モンテッソーリ的子育て】「イヤ!」と「抱っこ!」の繰り返し
2歳になって、日を追うごとに明確に強くなる娘の意思。
寝言でも「イヤ~!」と絶叫し、暗闇で「抱っこぉぉ」と手を伸ばして泣いてる。
イヤイヤ期ってこれかー!これは大変だー!
だけどモンテッソーリを知ってると、このイヤイヤ期もイライラしない!!
抱っこと言われるたびに抱っこするから体は疲れるわけですが、イライラしないからなんら心が疲弊することがない。
というわけでイヤイヤ期にイライラしないための、子どもの成長に関するミニ知識を書きたいと思います。
◆娘のイヤイヤ&抱っこが交互にくる!
ある日の午前。
~起きたときからまず「抱っこ!」
続いて「オムツパンパン」と教えてくれるので「オムツ替えようか」というと「イヤ!」
それならいいやと私が身支度を始めようとすると「抱っこ!」
諦めて朝食作りを始めようとすると「抱っこ!」
食事を始めようとするとわざとテーブルに足を乗せる。~
すべての行動に「イヤ」か「抱っこ」がついて回ります。
言うとおりにしようとすると「イヤ!抱っこ!」、抱っこすると「おりる」、おろすと「イヤ!」。
これに対する親の行動に正解はないのです。
◆だけどイライラしない
2歳頃になると社会性が芽生えだします。母子関係中心だったのが他のこどもへ関心を示すようになります。
また言語能力も伸びる時期なので、社会の中の自分として意思を伝えたりもします。
能動と受動の葛藤も始まると言われており、これらが全部表面化しているのが今なんだなあと思っています。
つまり、
「言葉の力を試しており、自分の意思を通したいが受けいれなければならないこともある」そんな葛藤を持ちながら、実生活では大人のリズムでなければ生きていけないという事実もある。
さらに「秩序の敏感期」真っ只中でもあるため、さらに大変です。
多くの葛藤の中にあって、抱っこしてもらっている母親が普段とは違う眼鏡をかけている!自分の知っている状態ではない!ということで、私の眼鏡を取り払います。(秩序の敏感期は”いつも同じ”がいいのです)
子どもって、なんて頑張っているんだろう・・と思わずにはいられません。
泣きわめくときはどうなれば良いかを聞いてみたり(聞く耳持たず蹴られます)、対応できないときは説明したり(納得はしてくれません)、一人の人として対応すればイライラしなくなりました。
◆やりたいのにできない!!
最近、特に多いのがやりたいのにできないことに対して怒って泣くということ。(昨夜はボタン止めができずに怒る)
この場合は、成長に必要なことをやりたがっているのに技術がついていかないだけであり、そこで諦めたとしても、しばらくすると必ず戻ってきます。
いつか戻ってきてチャレンジしたときにできるよう、ボタン止めをゆっくりやってみせることが今できることです。
◆いつかは終わる
「イヤイヤ期」。
小さな体にたくさんの葛藤と自分なりのルールを持って日々生きている娘ですが、イヤイヤ「期」なのでいつか終わります。
今を大切に、丁寧に接することくらいがおそらく親の私にできることだと思っています。