【レポート】京都・深草こどもの家を見学してみて
今回のレポートは、京都・深草にあるこどもの家についてです。
私は実家がこちらなので帰省中のモンテッソーリ活動の場としてお邪魔してきました。
【目的】
関東ほどモンテッソーリ活動の場が多くない京都でのモンテッソーリ園の様子を見てみる
【結果】
場所的に行きづらい(ダンプ街道を通るため、自動車がないと行きづらい)が、たくさんの親子が利用している。
教室内は人が多いものの、モンテッソーリ園らしく物の取り合いもなく、子どもは興味のあることに取り組んでいる。
- 園の印象
・場所
公共交通機関のないダンプ街道脇の急な坂を上ります。車が必要です。
・園庭
いわゆる幼稚園の園庭のような鉄棒などはなく、木製のブランコや、小さな小屋の屋根が滑り台になっていたりとアスレチックのようでした。
また竹馬などもあり、田舎のおばあちゃんちのような一画もあります。
・子どもの家~未就園児のクラスについて
子どもの作業(お仕事)用テーブルとして、テーブルと椅子だけではなく小さなちゃぶ台と座蒲団が置かれたりしていて、古民家を改造したようなイメージです。
手作りの道具がたくさんあり、子どもの興味にきちんと沿うように工夫されていました。
感覚教具(感覚をやしなうための道具)の棚には「この棚のものを使うときには声をかけてください」という紙がたてかけてありました。
教具にはきちんとした使い方があるため職員の提示(操作方法を見せること)がなければ使ってはいけない、ということです。
モンテッソーリの用具は手指を器用にし集中を促すものですが、
教具になると一段階ステージが上がり、置いてあるものを勝手に使うのではなく感覚を養えるように操作方法が決まっているのです。
その他は、子どもサイズの空間であり規律と自由が心地よいこどもの家でした。