今日はモンテッソーリの考え方、やり方を家庭で取り入れる方法について書かれた本を紹介したいと思います。

◆クレヨンハウス出版【0～6歳の「伸びる！」環境づくり おうちでできるモンテッソーリの子育て

• 全体概要:「月刊クーヨン」に掲載されていた内容を纏めたもので、日常生活の中にモンテッソーリメソッド（モンテッソーリ教育の基礎として大事にしている部分）を、どのように取り入れるかをイラスト付で説明しています。

• 具体的には、次の4部構成で書かれています。

0.インタビュー モンテッソーリの子育て、家庭ではどうやってるの？

～実際に、家庭で取り入れている人へのインタビュー記事です。

1.からだとこころの発達

～0～6歳の、環境をそのまま吸収する超発達の時期である「敏感期」や、

敏感期を終えてもなお続く「人間の発達の4段階」（24歳まで）、

生涯続く「人間の傾向性」について説明しています。

2.暮らしと環境づくり

～イラストで、「キッチン」「子ども部屋」「クローゼット」「玄関」の整え方が説明されています。

また0～2歳、3～4歳、5～6歳の子どもの成長と環境づくりについても書かれています。

3.大人のふるまい方

～子どもを自立に導く接し方（具体的なふるまい方）が解説されています。

4.子どもの「仕事」と「道具」

～これまでの章は、家庭内のことが書かれていましたが、ここでは主に「外環境」について書かれています。

◆感想

「モンテッソーリ教育って何？」「簡単に説明して」という方にオススメです。

モンテッソーリ教育で使われる用語や理論を深く理解するための解説書ではないため、目で見て楽しみながら読み進められる一冊です。