【こどもの可能性】モンテッソーリ教育(モンテッソーリ教育を受けた著名人たち)
日本における未就学児への幼児教室は、いわゆるお勉強の教室から、リトミックやベビースイミング、音楽、英語・・と多岐にわたります。
この中でもお勉強系の教室の場合「脳が成長する⚪才までに適切なインプットを行う」ことを謳っています。
例えば色がわかるかどうかは2才前後だと言われますが、早い子どもであれば1才過ぎには「赤いりんご」と話します。
読み書きであれば、字が好きな子どもであれば小学校入学前から手紙のやり取りをする子もいます。
幼児教室ではこれらの技術を教え込んでいく傾向にあります。そして、これができれば「賢い脳が育っている」と言うわけです。
私はこの時点での「できる」「できない」は頭の良し悪しではなく、やりたい時期にその環境があったかどうかでできるかできないかが決まると思っています。
未就学児での「できる=頭の良い子」 は、”できない”と比較したときの偏差でしかありません。
それよりも大事なことは「できないことでも取り組んでみる心」「できるようになるまでやり抜く力」「自分なりに試行錯誤してみる知的好奇心」といった土台です。
これらがあれば、できないこともいつかはできるようになるでしょうし、工夫の面白さを知れば新しいことへチャレンジすることにもつながっていきます。
そのためには「やりたい時期に」「やりたいことに対して」「最後までできる環境」を与える必要があります。
それが【モンテッソーリ教育】なのです。
私はモンテッソーリ教育以外の教育についても本を読んだり、幼児教室についても体験教室へ行って理論、方針を聞いたりしました。
一方で科学的な根拠も欲しくて、脳科学や脳発達の勉強をしたり、講演に行ったりしました。
それらを鑑みたときに最も自然で理にかなった教育法がモンテッソーリ教育だと思ったのです。
私はいろいろな人にモンテッソーリ教育を知ってほしいと思っています。
そこで今後、【家でのモンテッソーリ教育の取り入れ方】や【モンテッソーリ幼児教室へ通う前の基礎知識】について書いていきます。
【子育て大変】は【それこそがこどもの才能】であり、【こどもにはみんな自立、やり抜く力、集中力】が備わっていることが伝われば、と思います。
それでは今日は、あまり聞き慣れない【モンテッソーリ教育】を受けた人たちに、どんな人がいるのかを書いてみようと思います。
◆モンテッソーリ教育を受けた人たち
日本でこそモンテッソーリ教育は「なにそれ?」「聞いたことはあるけど・・」という存在ですが、世界ではとてもオーソドックスで最も浸透している教育方法だと言われています。
イギリスでは「息をするくらいそこここにあり、特別なことは何もない」教育だそうです。
この教育を受けた著名人は、次の人たちです。
・アンネ・フランク(作家)
・ジェフ・ベゾス(Amazon創立者)
・ジェス・ウェールズ(Wikipedia創設者)
・マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
・セルゲイ・ブリン(Google共同創立者)
・ラリーペイジ(Google共同創立者)
・ジョージ・クルーニー(映画俳優、監督)
・バラク・オバマ(元アメリカ大統領)
・ヘンリー王子(イギリス王室成員)
・ウィリアム王子(イギリス王室成員)
・眞子内親王(秋篠宮家長女)
・佳子内親王(秋篠宮家次女)
・黒田清子さま(天皇陛下 第一皇女)
・藤井聡太(将棋棋士)
ここに書かれた人を知らない人はいないと思います。
創造的で革新的、またやり抜く力を持った人たちばかりです。
モンテッソーリ教育は、人間の誰もが持つ力を存分に伸ばす教育法です。
そして、これを知った子育て卒業組の親たちは「あー、こどもの行動ってそういうことだったのねー」と誰しもが頷きます。
次回は、モンテッソーリ教育を考え出した「マリア・モンテッソーリ」がどんな人物だったのかを書きたいと思います。