
モンテッソーリ教育には5つの分野があります。
日常生活の練習、感覚教育、言語教育、数教育、文化教育といわれるものです。
その中の感覚教育でもあり文化教育にもなるのが、この日本の美しい彩、秋です。
感覚教育では色を扱ったものとして色板というのがあります。整然とした美しいグラデーションに心を奪われるのですが、自然の中にある微妙な色の違い、重なり、光に入り具合で幾多にも変わる美しさを感じながら感覚を研ぎ澄ます遊びを提案します。
落ち葉を集めます。それだけでも楽しいですね。
そして可能ならば、100色折り紙を準備してください。100色もなくても普通の折り紙でもOK。折り紙は名刺くらいで良いので厚紙に貼り付けて強度を出してください。
落ち葉と、折り紙が準備できたら、それぞれ同じ色を見つけてセットにしてみましょう。その時に色の名前も一緒に言えればいいですね。「橙色」「うーん、黄色だけどもっと濃いような・・?」という会話も楽しいです。(ペアリング)
また、茶色の折り紙を子どもに渡して、「これと同じ色の葉だけを集めてみよう」、また赤色の折り紙を渡して「これと同じ色だけを集めよう」と言って仲間分けをするのもいいと思います。(ソーティング)
色を楽しみながら、比較したりペアにしたり仲間分けしたり・・・
感性と感覚を磨く楽しい時間になると思います^^