「8と2を足すと10」
ここしばらく続いている娘の「数の敏感期」。
数えたくて仕方ない、
そんな状態です。
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モンテッソーリ教育では「数量、数詞、数字」という三者関係の一致を重視しています。
数字は記号ではあるものの、
その数は必ず“量”を表しています。
それは「1,2,3・・・」と数字を順番に言えるだけでは数量概念を理解したとは言えないということを意味しています。
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例えば、
「5より3つ大きい数は?」と言ったときに、「5,6,7,8」と数えれば3番目にくる「8」が答えだとわかります。
だけど、
「5」と「8」の量、その差である「3」がどれだけの量なのか、子どもは理解できません。
だからこそ、「数量」に「数詞」を当てはめてまずは“感覚的にその違いを知る”ことを、モンテッソーリでは算数教育の入口にもってきています。
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これは先日の娘の活動。
数えることにのめり込む3歳7か月。敏感期真っ只中。
そして気づいた。
「8と10って長さが違うんだけど、2違うよ!」
↓ の瞬間。
「8に2を足すと10なんだよ!」
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ちゃんと気づいた。
足し算も引き算もまだまだこれから。
急ぐ必要もない。
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だけど敏感期の中にいると、
拾い上げる情報もそこでの気づきも、とても洗練されています。
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この後は「9と10の違いは1なんだよ」ということも発見しました。
子どもは毎日毎日成長しています。漫然と時間経過するだけではとてももったいない。
その成長を助けるのは、お母さんによるこどもの観察と、こどもの成長に必要な環境です。
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環境作りについては、今後の講座でお伝えしていく予定です。詳細はHPに公開しますのでお楽しみに!
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横浜戸塚・モンテッソーリ教室情報!
日時:
2月15日(土)11:00~12:10、12:40~13:50
3月7日(土)11:00~12:10
4月からは不定期開催。10月にモンテッソーリスクールオープン予定。
場所 :第2松本ビル 1階 奥の部屋
(横浜市戸塚区戸塚町3995 ホームページに場所記載あり)
※お車の方は駐車場がありませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。
対象年齢:0~3歳
ホームページ:
https://peraichi.com/landing_pages/view/gs0q5
*お問合せはこちらまで:montessori.time1@gmail.com(主催:杉えみこ)