「その頑張り、一度お休みしてみましょう」
発達の専門家の方のお話。
とある子どものお母さまが「子どもは多動で、最近は壁を殴ったり、蹴ったり。私はこんなに頑張っているのに手だてがない。どうしたら良いでしょうか」とのこと。
そのお母さんは、発達や教育に良いと思うことを熱心に情報収集しては試すもののうまくいかないと困っていらっしゃる。
本もたくさん読み実践しているのに・・・
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そこで、
自分はどうなりたい?
今はどんな状況?
そのために今していることは?
事実は?それに対する考えは?
などたくさん聞き言語化したところ・・・
その頑張りによって事態は変わっていないことが確認されました。
つまり、
その頑張り、頑張ったことになってないよね・・・という結論。子どもに届いてないから。お母さんの努力はわかるけどやり方を変えるしかない・・・
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「私、もう疲れてしまって。」
「そしたらまずは寝ましょうか。」
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数日後、「私がよく眠った日から子どもがガラリと変わりました。物も壊さないし、落ち着いて話ができるようになりました」。
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子どもには伝わる。
親の焦りも苛立ちも。
そして何よりも、親が子どもに癒着してしまっています。子の問題を自分事として取り込み、一体化してしまっているのです。
子どもは癒着してほしいのではないのです。お母さんにも落ち着いてもらって、自分のことを一人の人としてそっと支援してほしいだけ。
あれこれ解決することを求めているわけではありません。
実は私もこのことを経験しています。
―目の前にいる子どもはあなたを映す鏡です―
生まれ持った気質、個性など一言では表せないこともありますが、原因が見当たらないときや子どもの行動の目的を考えるときに参考になる言葉だと思います。状況を言語化し第三者視点で見る努力をしなければいけないのです。
もし子育て、相手との関係に行き詰まったら情報の波に飲み込まれるより信頼できる第三者に思いきって相談するのも大切です。
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横浜戸塚・モンテッソーリ教室情報!
日時:隔週土曜(1日3クラス)
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ホームページ:
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*お問合せはこちらまで:montessori.time1@gmail.com(主催:杉えみこ)