娘が友達を押した!(アドラー的対応実践!)

先日の出来事。

公園に、娘の友だちAちゃん(3歳)がいた。

娘はAちゃんが大好き。

Aちゃんは優しいけれども、時々自分の世界に入る子。

子どもとは不思議なもので、

自分のテリトリーを作ったり、群れたり群れなかったり、社会と自分の境界をさまざまな方法で試しているようなのです。

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さて、Aちゃんと娘。

Aちゃんがブランコにのったら娘も隣のブランコに乗り、

鉄棒にぶら下がったら娘もぶら下がる。

と、そのとき、

A「この鉄棒は私だけ!ぶら下がらないで!」

Aママ「みんなのだからそれはおかしいよ」

娘、気にせずぶら下がる。

A「やだ!」

*

そして、走ってジャングルジムへ移動。

娘もジャングルジムへ移動する。

A「危ないよ!私のところにこないで!」

「同じところにいきたいー(泣きはじめる)」。

その後、ジャングルジムをおりても向かい合ったままの二人。

A「ここにこないで!」

*

ここで、Aちゃんの友人Bちゃん登場。

A「Bちゃーん!あそぼー!」手を振る。

「みんなで遊んだら楽しいね」

A「知歩ちゃんがそこにいたら、みんなで遊べないよ」

娘「・・」

・・・

娘、私をチラリと見て、Aちゃんを押す”ふり”をした。

まだ押してない。

またチラリとみて、今度はゆるく押した。

「今、押したね」

「押したよ!」(泣きながら)

「それは手をあげると言って、どんな事情でもやったらいけないこと。

押されたらフラフラっと倒れるかも知れない。ゴチンて頭ぶつけるかも知れない。」の途中に

次は強めにAちゃんを押した。

Aちゃんは黙ったまま。

*

一度注意したので、わたしは泣き叫ぶ娘を抱えてその場を離れて、話し合いをした。

「押したよね」

「押した!」

「押すのは危ないと言ったはず。押した理由はある?どうしたかったの?」

「押したかったのーーー!!」

「押したかったね。押すことでどうなればいいと思ったの?」

「・・・」

「Aちゃんの近くにいきたいのに、来ないで!ばっかり言われた。悲しかったー!!!」

「悲しかったら押すの?押して、どうしたかったの?」

「遊んでほしかった!!」

「遊んでほしくて押したのね。

押したこと自体は良くないよ。危ないことは良くないことなの。

押さずに遊んでもらう方法はなかった?」

娘「・・・」

「優しく言うー!!(泣きながら)」

*

泣きわめく娘。それでも考えた様子。

私「よし!話せそう?」

娘は私から降りない。だけど謝りたいと言う。そこでだっこしたまま、Aちゃんのところにむかう。

「ごめんね」

A「いいよ!!!」

娘、私から降りてAちゃんに抱きつく。二人で好き好き言って抱きあってる。

・・(^o^;) 拍子抜け。

子どもって、すぐに喧嘩するけどすぐに仲直りする。それもこれも相手あってのこと。

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「なぜ押したの?」(原因追及)

「だめだよね!」(第三者の私が悪者を決める)

「謝りなさい」(最終目的が「ごめんなさい」になる)

の流れにならないようアドラーパセージを実践してみました。

なぜなら、この流れでは「どうすれば良いのか」がわからず同じことの繰り返しになるからです。

*

原因追及して謝らせることが目的ではない。

うまくいかないとき、しっかり考えて、それを伝えられる人間になってほしい。

*

親も日々勉強と実践です!

(今回はうまくいった〰️ホッ。)

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