【モンテッソーリの子育て】知性の芽ばえ~考える力を育てよう⑤
論理的に考えるのが必要な時ってどんな時?
人に何かを説明するとき順序立てて話したり、
問題が発生時にその原因を探るとき、
感情的でよくわからない話を理解するとき、
・・・
とにかく、こんがらがったものを整理するときに使いますね。
過去にこのブログでとりあげたことのある「論理的に考える方法」の効果について書きたいと思います。
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この方法は具体的に3つありますが、そのうちのひとつ「対立する行動を解消する」(クラウドという)ことについて書きます。
人が行動を起こす背景には何かしらの”思い”があります。
何とかしてその”思い”を見つけなければ、行動は解決せずモヤモヤが残るだけの結果になります。
つまり『真の要望を見つけ出す』ことが重要です。
◆真の要望を見つけ出す
行動の裏にある「要望」が、真の要望もしくは本当の思いであるかを見極めなければなりません。
例えば、
やりたい行動と、
やりたくない(が、やらざるを得ないであろう)行動
が、「⚪⚪をする」「⚪⚪をしない」というふうに対立しているとします。
それぞれに対する要望はあります。
しかしそれぞれの要望は本当に”それでなければならない”ことですか?
「なぜその要望なのか?譲れないものがあるのではないか?」それをひたすら考えます。
自分ひとりで考え尽くすのは難しいものです。特に子どもであれば考えることすら難しいかも知れません。
そこで、子どもと
「なぜそれをしたいの?」
「本当はどうなりたいの?」と、いう会話をしてください。
「だって、、、そうするしかないから」ということであれば「そうするしかない」と思う気持ちが、いったい何を大切に思っているのかまで導いてあげてください。
そうすれば、親としても対立していただけの状況から、一歩踏み込んで子どもを理解することができるはずです。
そうやって、少しずつでも気持ちの良い時間、関係を作れたら幸せですよね