【モンテッソーリの子育て】知性の芽ばえ~考える力を育てよう①
モンテッソーリ教育では、3歳頃から子どもには知性の芽生えがあると考えられています。
知性の芽生え-それは物を比較し始めることから始まります。
具体的には、
・ペアリング(同じものを見つける)
・グレーディング(大小などの順序付け)
・ソーティング(種類別に分類する)
の三つがあります。
実はこれは大人の論理思考のもととなる重要な概念なんです。
・・今日の気温だと、どっちの服の方が良いかしら?
・・・この電車に乗るには10分前に家を出発したら間に合わない、15分前には出発しよう
このようにいろんなことを無意識に比較分類し判断して生きています。
さて、この「思考」の基礎となる知性の芽生えを手助けするのが「教具」と呼ばれる教材です。
次回は教具の持つ特性について書いていきます。