【モンテッソーリの子育て】自立の芽はある日突然に(2)
2歳を過ぎ、
言葉をたくさん理解し、
家事をやると言い、
身支度を自分でやりたがる、
自立に向けていよいよ無意識のうちに、意思を持って取り組みはじめた娘。
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服を脱ごうとしては頭がひっかかり苛立ち、
また靴を履こうとしては足の小指がひっかかり、
ズボンを履いてはひとつの裾から左右の足が出てきてしまう。
鏡を見ながら二人で試行錯誤。何度も何度もどうすれば出来るかをゆっくりと試しました。
まあ、急いで出来るようにならなくてもいつかは出来る。ただ『やる気』を持ってる今、成功させてやりたい気持ちで焦る私。
『今できれば達成感は何倍にも膨らむ。』
『今(敏感期)を逃すと「できな~い。やって~」という時期に入っていってしまう・・』
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と、ゆっくりと試行錯誤しつつも内心はあれこれ考えてしまう。
しかしそんな私を横目に娘。ある朝、おかしゃーん(お母さーん)と呼ぶので行ってみると。
パジャマを脱ぎ、自分で選んだであろう服と、前後逆さまに履いたズボン姿で立っていました。
一人で着替えを完成させて嬉しそうにしてる!
その日から調子が良ければ朝の着替えは自分で済ませ、顔を洗い、外出時には靴まで履いて玄関で私を待つようになりました。
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これまでやりたいとできないを行き来し、トライしては諦めていた朝の身支度。一度出来るようになると楽しくて何度も着替え練習を繰り返しています。
子どもが、やりたいことができず癇癪を起こすときはどうしてもそれをやりたい証拠です。
その期間はまた必ず同じことにトライします。
子どものやりたい!を育てるには親の我慢が必要です。
親は「手伝って!」と言われるまで見守るしかできません。
自立は、まずは身の回りのことが自分で出来るようになることから。手だし口だしを我慢し、子どもからの働きかけを待つのみ!