【こどもの可能性】モンテッソーリ教育(敏感期の面白さ)
1才9ヶ月の娘、波のようにいくつもの敏感期が押し寄せているように感じます。
これまで書いてきたモンテッソーリの考え方に添って「いま、彼女はこれを必要としているのかな?」と手さぐりながら環境を整えていっています。
今日はどのこどもにもあるであろう行動を紹介したいと思います。
◆朝 編
- 起きるとまずパジャマを脱ぎたがる。ボタンはまだ外せない。(おそらく、自分でやりたい運動の敏感期)
➡こどもに気づかれないようパジャマが引っ掛かっているところを、さっとひっぱり手助け。
- テーブルにぶらさがる(運動の敏感期)
➡家の前の公園へ連れていくと鉄棒にぶらさがって、自分で体をユラユラ。
- 散歩に行くと縁石や階段で、ひたすらジャンプ。上っては両足ジャンプ(運動の敏感期)
➡気が済むまで見守る。
◆昼 編
- こどもサイズの台に、お盆とスプーン、コップなどをセットしておくと運ぶ。(運動の敏感期)
- 外から聞こえるサイレンや飛行機の音にいちいち反応する(感覚の敏感期)
◆夕方 編
- スーパーでの買い物時に、駄菓子コーナーでひたすらキャラメルの箱をとっては、戻すの繰り返し。(運動の敏感期か、整列しているのが面白い感覚の敏感期か)
- スーパー帰り、小川で水が流れるのを見続ける(感覚の敏感期)
- 自転車置き場でペダルを回す(運動の敏感期)
日々、こどもの行動は成長過程にあるんだと思いながら観察していると、とても面白く感じます。
「敏感期」という言葉を知ってから、こどもが何を必要としているかを考えながら接するのが楽しくなりました。
また「いま、これが必要かな?」と思い、同じ運動ができる道具(教具)を準備しぴったり当てはまると私自身も嬉しくなります。この場合、私はできるだけ物を買いません。家にあるもので代用します。自転車のペダルを回していた日、コーヒーミルやエンピツ削りをひたすら回していました。
手足、手指を動かし感覚を楽しむ手助けはこれからもまだまだ続きます。