【人生】一年の締め括り
一年の締め括りに、「源光庵」(京都)へ行きました。
ここには、四角い「迷いの窓」と丸い「悟りの窓」があります。
どちらがしっくりきて見えるかなあ、と思いながら訪れました。
- 迷いの窓
この四角い窓は人間が生まれてから死ぬまでの逃れられない過程、つまり生涯を4つの角で象徴しています。この「迷い」とは「釈迦の四苦」のことであり生老病死を表しています。
- 悟りの窓
この丸い窓は「禅と円通」の心が表されています。ありのままの自然の姿、清らか、偏見のない姿を表しており、(円)は「大宇宙」を表現していると言われています。
以前訪れたときは四角い窓がしっくりきましたが、今年は丸い窓がしっくりきた気がしました。
人はいろいろな場面でふと迷い、また何かの拍子で小さな決意をし、一日何度も「小さな決断」をしながら日々を過ごしています。
そんな毎日がこれからも過ごせることを願って窓の前に座っていました。
この窓を前に自分の心を見つめる時間を持てたことに感謝し、一年を締め括りました。