【こどもの可能性】こどものタイプ
こどもには生まれつきの性格があります。この性格を知ることが子育てをラクにするヒントとなります。
こどものタイプを知り、気難しい子であったとしても接し方を知っていれば気持ちが楽になると思います。
◆こどものタイプについて
65パーセントのこどもが次の3つに分類されると言われています。(その他は複合型)
・柔軟、ラクなこども(40パーセント)
適応力がある。食事睡眠パターンが整っている。新しい刺激にラクにアプローチきる。
・短気・活発・難しいこども(10パーセント)
変化への適応が難しい。食事と睡眠のパターンが不定期。新しい刺激を拒む。変化に過敏に反応する。
・慎重・打ち明けるのに時間がかかる(15パーセント)
変化に楽に対応しない。食事と睡眠のパターンがばらばら。新しい刺激を拒む。変化への初期反応は穏やかだが繰り返し体験したあとに意見を固める。
これらの気質に優劣はありません。
そして年を重ねても生まれ持った気質は大きくは変化しないものの表面的な表れ方は変わってきます。
気質がこどもの未来を予測する指標になるとすればどんな人間に「なるか」ではなく、どんな人間に「ならないか」の方だということです。
◆親と子の相性
こどもの気質と、親の価値観・スタイルがあわない場合、
親の期待とスタイルを調整し、こどもの環境を調整することが解決策とされています。
(活発な子には外遊びの時間を増やすなど)
◆気難しい子への接し方
・つねに共感し理解するアプローチを取ること(赤ちゃんに安心を与える)
・こどもの要求に敏感になるトレーニングを受ける
・こどもの反応により一貫性がなくならないよう注意する
・ぶつかったら一呼吸おく
はじめての子育てではこどもの気質(性格)を見て「このまま大きくなると、どんなふうになるか心配・・」ということもあろうかと思います。
しかし、こどもの気質は「どんな人間になるか」ではなく「どんな人間にならないか」を予測する指標にしかならないということは、子育てに勇気を持てます。
こどもを知り、親も子もストレスの少ない時間をすごせれは良いと思います。