【人生】女性の働き方について考える
今日は、育休を取得した女性の働き方に関する悩みについて考えてみたいと思います。
育休を取得した女性は、育休中もしくは復職してまもなく「働き方」について真剣に考えるようになります。
これは社会人として同じ毎日を繰り返してきた女性が、育休によって全く違った時間、気持ち、責任を経験した後、また再スタートする会社での日々に倦んでしまうからだと思います。
この大きなギャップを緩和するために、会社、個人両方で対策を考える必要があると思います。
そこで私の経験から、考えてみました。
【会社ができること】
私が育休を取得する前、上司とともに会社の準備した「復職セミナー」に参加しました。これは育休取得者が必須で受講しなければならないセミナーでした。
復職アドバイザーがコーディネートした復職経験者数名によるパネルディスカッション、育休前後での一日のスケジュールがどのように変わるのか、また仕事を続けていくにあたって必要となるサポートを検討するという内容です。
この取り組みは、復職後の働き方をイメージしながら育休に入れるという有効なものでした。
しかし今思うのは、このセミナーで足りなかったのは、
「どのように心境が変化するか」と
「その心境の中で、パネラーが今の働き方を選んだ理由(真の思い)」
の2つでした。
【個人ができること】
育休が明け、復職した人の中には、別の働き方を模索している人たちが少なからずいると思います。
育休前と同じ職場なのに思うように仕事ができないジレンマ、
明確に描けなくなった未来像、
そのまま年数を重ねることへの不安、
このような心境にどう向き合うのか。
そして会社勤めの安定とこれらの心境に対して何とか現実を変えたい気持ちの狭間で悩むのです。
この場合、同じ立場の経験者、もしくは悩みを持つ人たちと交流するのが良いと思います。
なぜなら立場は違えど、必ず結論を出さなければならない育休。誰もが譲れないものを最優先して結論を出すはずです。
他者と交流することで自分の中に眠っていた”思い”に気づけるかも知れません。
お金の心配、キャリアへの不安、こどもとの時間・・その気持ちの奥にあるあなたの本当の要望は何でしょうか。
今、悩んでいるのであれば、そのモヤモヤした気持ちに向き合う良い機会と捉えて、心の奥底にある真の要望を見つける努力をしてみてください。