【子育て】コミュニケーションの7技法(⑤エキスパンション)
本日は言語心理学的技法の5つ目、エキスパンションについて書きたいと思います。
※言語心理学的技法はインリアル・アプローチと言われる「言葉の発達に遅れを持つこどもへの対応」の中での具体的な技法として開発されました。この技法には7種類あり、いずれともとてもシンプルです。
①ミラリング
②モニタリング
③リフレクティング
④パラレルトーク
⑤エキスパンション
⑥セルフトーク
⑦モデリング
⑤エキスパンションとは
・概要:こどもの言った言葉の意味をくみ取り、文章にして返す
例えばこどもが「パパ、カイシャ」といったら「パパは会社に行ったね」というように文法的に意味が通じるように言い換えます。
・効果:自分の発した言葉からおとなが意味を理解してくれていると感じ、話す意欲が増します。そして語彙も広がります。
このときのポイントは、ゆっくりと、自然に言い返すことです。
明日は⑥セルフトークについて書きたいと思います。