【人生】他人の子供を注意する
児童館での出来ごと。
5才の女の子、3才、1才児3人の計5人が遊んでいました。
この5才の女の子の自分ルールがとにかくきつい。
自分が部屋の隅にあるおもちゃで遊んでいるときに、別の子供が反対の隅でボール遊びをしていると、走ってきてボールを取り上げ「片付けなさい!」とひったくる。
また別の子供が小さなピアノで遊んでいると、室内遊具から飛び降りてきて「私がこれからこれで遊ぶから、触らないで!」と言う。
そして自分以外の子の輪に入ってきて「鬼ごっこやるから!あなたが鬼ね、わかった!?」。1才児は言葉がわからずすぐにそっぽを向き、それに対して「本当にわからない子ね!」と言う。
泣き出すほかの子供を見ると、うれしそうに笑って同じことをするという始末。
結局は、私の娘が触るおもちゃを片っ端から取り上げるので、娘はきょとん。
見かねた私がその5才の女の子にルールを説明する。そのたびに「だって!」と言いながらふくれっつら。
そしてその母親が、その子に「ねえ、みんなこわがっちゃうよ」と言いました。
しばらくして、飽きた!と母親に言うと、「そしたら帰ろうか。帰りはチョコレート買おっか」と言って二人は帰っていきました。母親の声を聞いたのはその2回でした。
自分の出したおもちゃもブロックもそのままで。
もしかしてその子供はなんらかの障害を抱えているのかも知れないし、そうではないのかも知れない。
その態度を全面的に受け入れなければならない事情がその親子にはあったのかも知れない。
また、児童館では何も言わなかった母親が、家では命令口調で言っているのをそのまま真似しているのかも知れない。
ただ、事実としては、児童館が全員にとってとても居心地の悪い場所であり、時間であったということです。
そして、その子がどうであったとしても、帰る前に、散らかしたおもちゃを親が片付ける姿を見せることは出来たはずです。大人は子供のために、社会には秩序を守るためのルールがあるということを見せなければならないと思っています。