【子供の可能性】簡単モンテッソーリ「運動」(物を叩く、叩きつける)
1才3ヶ月頃から、お茶碗をテーブルにガンガン叩きつけるようになりました。
何に興味を引かれてるのか、どのような意味があるのか、わかりません。
そこで、とりあえず叩くための玩具を渡しました。
いろんなふうに動きたい(運動)、そしてその動きによって反応が(音が)あるのが面白いのではないかと思いました。
・「運動」敏感期のための玩具、【つまんで落とす】はコチラ➡https://child-planet.com/page/7/
【叩く】
準備するもの
- ハンマートイ(写真のものは、西松屋で買ったものです)
月齢
- 1才2~3ヶ月、
- 食事中にお茶碗をテーブルに打ち付けていたので渡しました
敏感期
- 運動
運動の敏感期とはスポーツ能力が発達するわけではなく自分の意思で多様に動くことの興味の現れだそうです。
遊び方
- ハンマーでペグを叩く
娘の状況
まずは私がハンマーを持ってやってみせました。
しかし、娘がやるとハンマーがペグに当たらず、すぐ止めてしまいました。
そして、玩具自体を持ち上げて、床に叩きつけていました。そのガンガンという音が楽しいようでした。
ちょうどその頃、ペグを握って直接抜き始めました。そのペグを穴に差し込む(戻す)こともやり始めました。
けっこう力が必要なのですが、手のひら全体でペグをつかんで引き抜くのが面白いよう。
またその穴に戻すのは難しいのですが、うまく入ると親指で押していました。
それまでずっと(押しボタンは)人差し指で押していましたが、このころからは、親指にも力が入るようになってきたようです。
これ以降、家の電気のスイッチも、親指でパチンと押せるようになりました。
体の発達にともない、少しずつ力が入れられるようになってきています。
- 物を叩きつける動作は、
「叩きたい、叩きつけたい」というよりは、「腕に力を入れて、自由に動かしたい」というように見えました。
その結果として音が出る(反応がある)のが面白いようでした。
- さらに、指にも力が入るようになり、ペグを思いきり引き抜く、親指で押し込む動作も楽しんでいました。
- その後は、
手押し車を玄関(の段差)に引き上げようとしたり、片手に荷物を持ったまま階段を引っ張って上がろうとしたり、
腕に力を入れたいといった行動が続いています。
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あまりにも叩きつけると、近所迷惑、物が壊れる、という問題に繋がります。
そのときは、ゆっくりと目を見て説明します。
当然それで止めることはないので、そのものを取上げ、10分間触ることを禁止します。
玩具を渡したのに、度を過ぎて破壊的に扱うときは取り上げる。
娘のジレンマとフラストレーションが心配ですが、適切な使いかたがあると教えるために母子ともに試行錯誤です。