【育児しながら夢を叶える(その1)】産休開始

長期で仕事を離れることができたら何をしますか?

産休、育休は子育てのための時間です。母体の体調管理を最優先に考え、子供に愛情を注ぎ育てるために必要とされている時間です。(出産前後を産前産後休業、一定期間が過ぎると育児休業と名称が変わります。)

妊娠中も出産後も、体調には個人差があります。なので、どんな事例もアドバイスも参考になるとは限りません。

しかし、このときほど自分と未来のことを肯定的に考えられる時間はありません。

 

私は妊娠中も、大きなお腹で顧客との打合せに出席し、監査前には残業もしていました。幸いにも、つわりは皆無、味覚変化・気分変化も皆無だったのです。妊娠してることすら忘れる毎日でした。そんな元気な状態で4月に産休を開始をしました。

私が、産休・育休中に取り組むと決めたことは2つ。

①社会保険労務士の資格試験勉強

休む前に見つけた目標は「自分の裁量と責任で時間をコントロールすること」です。これが叶えられそうな総務部門への異動。

そのためにも、まずは労務管理の基本を知るべく社労士の資格試験に取り組む。

②育児を楽しむこと

そのために子供の発達や、子育てに関する知識を習得する。

+③この目標以外に、私に待っていたのは、認知症を患っている母親の話し相手と父親のケアでした。(これまで実家から離れていたので、妊娠によって実家に戻れたのは、親孝行できるチャンスが与えられたのかも知れません)

産休取得は4月、出産は5月、社労士試験は8月というなんとも無謀なスケジュールでした。出産までの1ヶ月はひたすら勉強をしました。この時点で社労士試験科目は10科目中2科目を終了しました。残り3ヶ月で8教科。・・やるしかない。

私はいつも、次のことを心の中に強く思っています。尊敬する方の言葉です。

「自分の進む道が、自ら選んだものであってもそうでなくても

この道で良かったと思えるよう与えられた環境の中で最善の努力をする」

これがまさしく、この産休期間でした。